ニュー・アース

1年に1回くらい読み返す本。

2021-03-14

今回読んで気づいたこと。 この本、「瞑想」みたい。 瞑想しているときと似たような心の境地に行くことが求められるような気がします。

普段、感じたくなくて無意識のうちに避けているような「感情」と向き合って消化していく。 そのようなプロセスを、この本を読みながら通過しているなって。

その過程は決して心地よいものではないが、通過したあと(1つの区切りまで本を読み進めたあと)は、 大きな苦しみの一部分から解放されたような、少し心が軽くなったような、 濁っていた水が少し透きとおったような、ちょっと良い汗かいたな、みたいな感じになります。

体の健康のために筋トレするように、 この本を読むことは、精神力を育てていくための心の筋トレのような本だなって。 今回は、そんなことを感じました。


2020-03-07

You are most powerful, most effective, when you are completely yourself.

パッと思いついたことは、 たとえば、自分が持って生まれた道具が「トンカチ」だとするなら、 それを「のこぎり」のように使っても効果的ではない。 「トンカチ」が「のこぎり」のようになろうとしなくてもいい。

「自分らしさ」を最大限に発揮して生きていくことを考えるなら、どのような道が見えてくるだろう?


2019-03-07

You become less, so you can be more.

物理的に小さな空間のなかで宇宙を感じることができるように、 「少なさ」のなかでしか感じられない「豊かさ」もあるのかもしれません。


2017-12-24

この本を読んだとき、自分のなかに、自分でも気づいていなかった、たーーくさんの、 きたないものがあるのだと感じて、少しのあいだ、落ちこんだ。

この本では、その、きたないもの、私たちを苦しめるものを「エゴ」と呼んでいる。

 読み進めていくと、「本当に、こんなふうに生きることができたら、平和だな〜」

「この本に書いてあることを少しずつ実践して、自分の身になったら、本当に見える世界が変わるんだろうな...」 そう感じた。

この本を読むだけで、読んでいるあいだだけでも、世界が少し違って見えた。 「希望」みたいなものを感じた。

自分の思考パターンや行動パターンを、少しずつ変えていきたい。

いつも、「今」という時間に、自分の心を置いて、生きていきたい。  

The foundation for greatness is honoring the small things of the present moment instead of pursuing the idea of greatness.
The present moment is always small in the sense that it is always simple, but concealed within it lies the greatest power.
 

「今」どのようなことを考えるのか。 「今」どのような行動に出るのか。 そんな「今」を、つみかさねていく先にある世界は...。 


2016-03-30

ちょっと気持ちが楽になった。 とかではなく、劇的に変わった。生きるのが、すごく楽になった。 様々な心のしがらみから解放された状態。

最初は、すぐに、もとの心の状態に戻るんだけど、 くり返す内に、だんだんと変わっていくのが感覚的に分かる。

「こんな気持ちで、日々を過ごすことができるんだ〜」 「今を生きる」って言葉では、よく聞いていたけど、 こういうことなんだ〜って、頭ではなく、経験として理解できた。

たぶん、5年前に、この本を読んでも、あまり理解できなかったんじゃないかと思う。 「この人、何言ってるんだろう?」みたいな。 人との出会いにタイミングがあるように、本との出会いにもタイミングがあるんだろうなって。


Amazonで読む
楽天市場で読む

Amazonで読む
楽天市場で読む

読書ログ
kanata.blog