嫌われる勇気

2019-02-16

はじめて読んだときは、 朝の通勤電車の中で。 毎日、少しずつ読むのが、 合っているように感じる本でした。 1日を、この本を読むことで スタートできたことも、よかった。

読むたびに、新しい世界、 新しい可能性に対して 目が開けるような感覚があった。 「そうか、こうすれば、 もっと楽になるんだ、 生きやすくなるんだ〜」みたいな。

でも、知ることと 実践することは、違う。 自分の心のクセを 変えていくことは、 難しいと感じた。

でも、「こっちに向かって行けばいい」 という方向性が見えたという意味で、 この本は、とても特別。

久しぶりに読んでみたが、やっぱり 一気に読める本ではないと感じた。 (自分の場合)

1つ1つ奥が深く、ゆっくりと 消化していきたいような本。


今も昔も 「課題の分離」という箇所が 一番心に響く。

「ここから先は自分の課題ではない」 という境界線を知りましょう。 そして他者の課題は切り捨てる。 それが人生の荷物を軽くし、 人生をシンプルなものにする第一歩です。

たとえば 「It's none of your business」 という英語のフレーズ

「あなたには、関係ない」 と訳されることが多いフレーズ。 直訳すると 「これは、あなたのビジネスではない」

課題の分離的に言うと 「これは、あなたの課題ではない」 と考えることもできる言葉だな〜って、 ふと思った。

他の人の課題を 自分の課題のように考えて、 干渉したり関わろうとすると、 人生の荷物が重くなってしまうのかも。

どこまで、 できるようになったかは わからないが、 「干渉しない、干渉されない」 「指図しない、指図されない」 「ほどよい距離感」 ということは、この本を読んでから、 意識するようになったことの 1つ。


こたえとは、 自らの手で導き出して いくべきものです。

私たちの心は、進化し続ける。 来年の自分は、 今の自分とは、 少し違った「こたえ」に たどり着いているかもしれません。

でも、 自分の頭で考えながら、 自分の心で感じながら、 導きだしてきた「こたえ」を 大切にして生きていきたい と思う、今日この頃。


あれこれ むずかしいことは考えず、 ここから はじめればいいのです。

今いる場所から、 自分のペースで、一歩ずつ...。


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