ひらめきを生み出すカオスの法則

2021-02-15

著者のTEDトークを見て、本も読んでみたいと思った。

エルデシュは1つの大学や家には長く留まらず、放浪を続けた。 世界中の数学者の家を渡り歩き、多くの共同研究を行った。

この本では、多くの事例が紹介されていて、 1つ1つを物語のように読み進めていくことができて、おもしろかった。

偶然によって、計画していたものよりも、 はるかに価値の高いものがもたらされることもある。

旅をしていたとき、こういうことは、よくあった。 見知らぬ土地で、大きな観光通りではなく、その瞬間、なんとなく気になった路地裏の道。 その道が、旅の一番の思い出を生みだす「何か」に繋がっていたりするのだ。

論理的に導き出した「最善策」に留まっているだけでは、 超えることのできない壁を突破していく「何か」は、偶然の出来事のなかで、 見つけることができるのかもしれません。

偶然のなかで、混沌のなかで、そのような「チャンス」に気づくことができたなら、 その瞬間、その場で、そのチャンスをつかんで、とりあえず進んでみてもいいのかもしれません。

その先には、予測可能な決まりきった感覚とは、 一味も二味も違った景色が広がっているのだと思います。

ひらめきを生み出すカオスの法則を読む。
著者:ティム・ハーフォード
訳者:児島修

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