ミニ書斎をつくろう

2021-03-05

千利休は、人生の最後に、わずか2畳弱の茶室に、いき着きました。 これだけの動作をするには、これだけのスペースで足りるはず。 つまり、身の丈にぴったり合ったサイズ。 この、極限にまで無駄を削ぎ落とした空間にこそ、利休は美を見出し、宇宙を見たに違いありません。

自分の好きなものに囲まれた空間。 好きなときに、好きなことができる空間。 自分にとって、最高に居心地のよい空間。

そのような空間は、そこまで広くなくてもいい。 そのような空間に、何を厳選して、どのように配置したいだろうか?

机と椅子と書棚があれば、今の家の一角に、そのような空間(ミニ書斎)をつくれる。 好きなことに没頭できる趣味の時間と空間が、人生を豊かにしてくれる。

イラストがたくさんあり、 「あ、こんな感じのミニ書斎、いいな〜」とイメージすることができたのが、よかった。

頭のなかで、その形や風景を想像できて、心が「いいな〜」と反応したら、 そこから何かが始まり、その道は、とてもステキな場所に繋がっているように思います。

物理的には、狭い空間。 そのような空間に「宇宙を見ることができる」って、どんな感覚なのだろう?

もしかしたら、そのような感覚を今まで、どこかで味わったことがあるかもしれません。 もしかしたら、そのような感覚をいつの間にか忘れてしまっただけなのかもしれません。

子どもの頃に見た「宇宙」

「そこに帰りたい」

そのように願う自分もいるように思います。

ミニ書斎をつくろうを読む。
著者:杉浦 伝宗

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