Shawshank Redemption

2018-06-10

「ショーシャンクの空に」という映画。

1年に1回くらいのペースで 観ている。

昔、1週間に1回、映画館やツタヤに通った 時期もあったが、今は、そうでもない。 自分の心に何かを残した。 そんな作品を見返すことの方が、今は多い。 でも、それができるのも、とにかく 多くの作品に触れた時期があったから。

映画を観たのが先。 後に、スティーブン・キング原作と知った。 原作のタイトルは 「Rita Hayworth and Shawshank Redemption」 「Different Seasons」という本に他3編と一緒に収録されている。 (映画スタンドバイミーの原作も収録されている)

映画も素晴らしいが、 原作も期待を裏切らない。

無実の罪で刑務所に収容される主人公。

物語は、囚人レッドの目線から語られる。


I think about what a man can do, if he has time enough and the will to use it, a drop at a time.

この作品は、 進み続ける勇気と希望を与えてくれる。

1日、2日、1週間、1ヶ月...。

成果は、まだ目に見えないかもしれない。

それでも希望を失わずに、 少しずつ前に進んでいくことの大切さ。

毎日少しずつ、やって、行く...。

そして、あるとき、来た道をふりかえって、 「自分に、こんなことができたのか」と驚くことになるかもしれません。

自分が「できる」と思って進んでいて、 道中で「できない」と言う人に出会ったら、 立ち止まって、その人と話している場合ではない。

刑務所に持ち込める、 物質的なものは限られているが、  主人公は、心のなかに光り輝くもの(希望)を刑務所に持ち込んだ。

刑務所の図書館を充実させる道のり、 石を削っていく道のり、 他の囚人からヒドい目にあっても、 淡々と進んでいく姿勢。

30年近い時を経て、 思い描いた自由に、たどり着く。

でもそれも、また1つの通過点。

旅は続く...。


Wondering what I should do. But there's really no question. It always comes down to just two choices. Get busy living or get busy dying.

死んだように生きるのか。

それとも、自分の道を生きるのか...。


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