「The Art of Choosing」というTEDトーク。
トークの出だしでは、京都のカフェでの出来事を面白おかしく話していた。 アメリカと日本の文化の違いが興味深かった。
緑茶を注文して、「砂糖もください」と言うと、 店員さんは「緑茶には砂糖を入れるものではありません」と返す。
日本では通常、緑茶に砂糖を入れないものだと知っていたけど、 自分の飲む緑茶には砂糖を入れて甘くしたかったそうだ。
少し待たされたあと、店長が出てきて「すみません、砂糖はありません」と言われた。 「じゃあコーヒーをお願いします」と注文すると、すぐに運ばれてきた。
そして、ソーサーの上には砂糖が2本置いてあったそうだ。
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スピーカーのSheena Iyengarさんは、 アメリカと日本の「選択すること」に対する認識の違いについて話していた。
アメリカでは、選択すること、何かを決めることは 「個人」がすることであり、1人1人のアイデンティティーにつながるもの。
日本では「和」を大切にするので、 何かを決めることは皆でするもの、もしくは信頼できる誰かが自分の代わりにするもの。
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アメリカでも、日本でも、すべての人やすべての状況で、 上記のようなことが当てはまるとは限らないけど、 たしかに、そのような傾向(文化)があるような気がします。