昔、中学校の先生が言っていた冗談(ブラックジョーク)。
生徒A:Can I go to the washroom?
先生:Yes you can.
生徒B:Can I go after her?
先生:No you can’t.
生徒B:???
先生:You can’t GO AFTER her.
笑笑笑
解説:生徒Bは、生徒Aの後に、トイレに行っていいか先生に聞いただけ。 でも「go after~」っていうフレーズには「~のあとを追いかける」ストーカー的な意味もあり、 しかも生徒Aは女の子で、生徒Bは男の子だったので、余計に面白い感じだった。
ブラックジョークは、海外ドラマや映画や一般の会話など、 いろんな場面で出てくるけど、初めて聞くと「???」みたいな感じになったり、 意味は理解できても、その面白さは分からない、 普通にヒドいこと言っているようにしか聞こえなかったりするかもしれません。
たとえば、日本では、ボケとツッコミがあって、 ツッコむ側の人が、ボケる側の(天然と呼ばれるような)人を「イジる」。 時として、ヒドい!と思えるようなツッコミもあるが、 愛情表現だったり、その場を盛り上げるためのものだったり、 コミュニケーションとしての「からみ」だったりする場合もある。
この、日本でいう「イジる」だったり「からみ」が、 英語でいうブラックジョークに似ているような気がする。
最近、TEDトークを見ながら思った。 トーク中にも、ブラックジョークのようなものが取り入れられて、観客の笑いをさそっている。
さらに、同じ英語でも、 アメリカのブラックジョークと、イギリスのブラックジョークは、 若干違う感じがすることに気がついた。 それは、東京の笑いと、大阪の笑いが、若干違うような感じに似ているのかもしれません。
でも、世界中、どこにいても、 一緒に笑えるようになったとき、相手との距離が、近くなる。