8マイル

2016-02-07

ラップ歌手「エミネム」の自伝的な映画。

昔、学校の廊下とかで、みんなが「Won't the real slim shady please stand up, please stand up ♪」 って歌っていたのを覚えている。

その頃はラップは好きじゃなかった。 速すぎて何を言っているのか理解できなかったし、 きたない言葉が飛び交っていたし、 怒ってるような音楽ばっかりで、 その魅力がさっぱり分からなかった。

Backstreet Boys の「I want it that way」とか Britney Spears のデビュー曲「Hit me baby one more time」 とかもラジオでよく流れていたし、 そういう王道のポップソングの方が好きだった。

自分だけのスタイルがある

今なら、分かる。 人それぞれに、違ったやり方があり、学び方があり、生き方がある。

音楽も表現の仕方は、人それぞれ、なんだなって。 エミネムの曲が全部好きになったわけじゃないけど、 いくつか好きな曲もある。

「 Not Afraid 」とか「Mockingbird」とか。

自分だけのスタイルを確立できた人は、強い。

すべて自分

B. Rabbit (Eminem): Hey Sol, do you ever wonder at what point you just got to say fuck it man?
Sol: It's 7.30 in the morning dawg.

 エミネム:なあ、いつになったら「もういいや」って 言わなきゃいけないか、考えたことある? (夢って、いつになったら諦めるものなのかな?)

ソル:まだ朝7時15分だよ。

あきらめるのも自分。続けるのも自分。目標を達成するのも自分。

決まりは、あるようで、ない

今でも「ラップ」って聞くと、 黒人が歌っているイメージが強い気がする。 自分の中では、そうだ。 映画の中でも、エミネムは、 白人がラップしてるって、バカにされていた。

例えば「日本人は、みんなマジメ」とか 「日本人は、みんなスシが好き」とか、そんな風に言われると 「いや、みんながみんな、そうじゃないし」ってなるように、 なんでも、ひとくくりにして決めてしまうのは、どうかと思う。

そこにある、一定の共通した特徴や傾向があるのは、事実。 それは、それで参考にすればいい。 ただ、最後は自分の好きなことをすればいい。

あなたが、あなたのやりたいことを、 してはいけない理由なんて、どこにもない。 この映画を観ながら、そう思った。

決まりは、あるようで、ない。 だから、好きなことを、すればいい。


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