ハリーポッター

2016-02-21

初めて映画版を観たときは 「え、本に出てくる、あの場面が抜けてる!」 「え、そこ全部、飛ばしちゃったの?」 と不満ばかりだったのを覚えているけど、 改めて観たときは、そんなに悪くないと思った。

悪い印象を持っていた人が、実はそうでなかったり

ハリーポッターと賢者の石(シリーズ第一弾)では、 ずっと、誰か(ネタバレのため名前は省略)が 悪者だと思っていた。絶対そうだと思っていた。

最後の最後で真相が明かされたとき、 「え〜、まさか!」って感じだったのを覚えている。

子どもの頃は、あまりよく分からなかったけど、 社会に出て、色んなことを経験し、 それを振り返ると、「あ〜、なるほど」って思ったりする。

初めの印象が良くなかった人が、 意外な時に助けてくれたり、 思っていた以上に仲良くなったりすることもある。

誤解されることもあるけど...

ハリーは何度も誤解され批判される。 友達に、先生に、自分が知らない 会ったこともない人たちにまで。

それでも自分の信念や生き方を貫く。 自分が正しいと思うことをやる。 それを続けていく中で、いつか周りが気がつく。 誤解だったってことに。そんな場面がたくさんある。

人と人は、なかなか分かり合えるものじゃないんだなって思う。 でもお互いの違いや気持ちを尊重することはできるって信じたい。

それでも誤解され 「本当はそうじゃないのにな」 「理不尽だな」 って感じるようなときは、もう、

弁解することや相手に理解してもらうことに、 自分の時間と労力を使うんじゃなくて、 自分が正しいと思うこと、好きなこと、やりたいことなどに、淡々と、 自分の時間や気持ちを使っていきたいと思った。

一緒に育った物語

ハリーポッターの本を初めて手にしたのは、12歳の夏。 ちょうど、ハリーと同じくらいの年齢だった。 だからかもしれない、あの多感な時期を、 ハリーと一緒に過ごし、成長を共にしたような感じがある。

誰にでも、そんな思い入れのある、 特別な物語や音楽や映画などがあると思う。 私にとって、それが、ハリーポッターだった。


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