スタンド・バイ・ミー

2016-03-18

1986年の映画。 12歳の少年4人が、ちょっとした旅に出る話。

みんな変だから、いいじゃん

So what?
Everybody's weird.

旅の途中で、 ゴーディが、 「自分って変かな?」って聞いて、

クリスが「まあ、変だけど、 別にいいじゃん、みんな変なんだし」 って返した言葉。 なんか、 目からウロコだった。

世の中には、 たくさんの普通の人と、 少数の変な人がいて、 自分は、どちらかというと、 変な人側だな〜って、今まで漠然と思っていた。

でも、言われてみれば、 みんな変だよな〜って。 同じ人は1人もいない。 みんな変。みんな、どこか違う。 それぞれの個性がある。

秩序や効率のために、 社会の色んなシステムは、 人を枠の中に入れようとする (そうする必要があったりもする)けど、 本来、そういう決まった枠の中に 収まるような人なんて1人も いないんじゃないかと、ふと思った。

12歳のときの友だちの何が特別なんだろう?

I never had any friends later on like the ones I had when I was 12. Jesus, does anyone?

大人になったゴーディが 12歳の頃を振りかえって小説を書く。 最後の文章がこれ。 「12歳のときのような友だちは、 もう二度とできない。みんな、 そうなんじゃないのかな」

自分の場合、 過去を振りかえって、 「いつの時代が1番楽しかった?」と聞かれれば、 「1番」って聞かれれば、やっぱり小5〜中1くらい。

色んな理由が考えられると思うけど、 1つは、年齢を重ねると、心の仮面を かぶるようになるからじゃないかな。

良い意味でも悪い意味でも 世渡り上手になるというか、 人と適度な距離が取れるようになるというか、 相手に対して、これ以上は踏み込ませないって線ができるというか。

みんなで一緒に過ごした時間

「この場面」とか、 「この台詞」ってわけではないけど、 全体的に 「みんなで同じ場所、同じ時間、 同じ思い出を共有できてるのが、 なんか、いいな〜」って思った。

おまけ

不良のリーダー、エース・メリルは、 海外ドラマ「24-TWENTY FOUR-」のジャック・バウアー。 わ、若い...。 

そして、ゴーディ役だった俳優さん、 海外ドラマ「ビッグバン・セオリー」にも、 ときどき出てきます。


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