寝て、また起きよう

2020-12-31

「一晩、寝て、起きたら、あらゆることが、落ちつくところへ落ちつくから、大丈夫」 という考え、好きです。

英語では「sleep on it」という表現があります。 どんなに考えても答えが出ないようなことでも、 一晩して、次の日になれば、自然と「これだ」という答えに、たどり着けたりするから、不思議。

寝ているあいだに、脳や無意識の部分が色んなことを整理してくれているのかもしれません。

考えてもどうしたらいいか分からない、というシチュエーション以外でも、 たとえば、トンネルの出口が見えなくて、苦しくて苦しくて、たまらないような心境のとき。

泣きたかったら、泣く。叫びたかったら、叫ぶ。 心ゆくまで紙の上に暴言を吐き出す。安全な方法で怒りを発散する (エアパンチとか、走りに出るとか、スポーツとか、薪割りとか笑)。 出すべき毒を、出す。

1日の終わりには、まだ何も解決していないように思えるかもしれません(私は、そうでした)。 それでも、眠りについて、次の日を迎えてみると、不思議と心の状態が変わっているのを感じました。

今日は、2020年、最後の日。 今日の夜、眠りについて、朝を迎えるとともに、新しい1年が始まる。

過去の苦しみは、過去に置いて、行こう。 苦しみを生みだす様々な感情から、1人1人の心が解放されていきますように。 新しい1年、残りの人生を、軽やかな心で、旅していけますように...。


ふと思ったこと
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