イヤな対応をされたら

2020-12-18

今、「 ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」という本を読んでいて、 負の感情に関連する出来事や考えを書き出していく、というエクササイズをしています。

心の表面の汚れに対処していくと、内側にあった、別の「何か」が浮びあがってくる。

とある、お店での出来事。 だいぶ前に整理して、忘れていたと思ってたので、少しビックリした。 一見すると、どうでもいいような、ちっぽけなこと。 それでも、本の説明どおりに、あふれてくる言葉をノートに書き出していきます。

エクササイズを終えて1つ気づいたこと。

受付とかレジとか、色んな場所で、 イヤな対応、不快な対応をされたことは、誰にでもあるのではないでしょうか。

相手が、すばらしい対応、親切な対応、丁寧な対応をしてくれるのか、 それとも気分が悪くなるような対応をするのか、それは自分にコントロールできることではない。

もし、イヤな対応をされたなら、自分の気分を悪くしてまで、 そこで、その物やサービスに対して、お金を払い続けるのか、やめるのか。 それは、自分の判断で決めることができるのかなって、ふと思いました。

今、窓の外で沈んでいく夕日は、無料で、こんなにも美しく、心を洗ってくれるのに、 イヤな思いをしてまで、お金を出して買いたいものなど、今の自分には、ないような気がします。

自分の場合、たとえば、図書館で、ちょっとイヤな対応をされても、 それ以上に「本を読みたい」という気持ちが強いし、全体的に見れば、 心地よい対応をしてくれる人のほうが多いことも理解している。 すべてが完璧な世界がないことも承知している。

それに対して、某お店には、3回くらい行ったことがあるが、悪い印象しかない。 もう行かない。それは、自分が選べること。

この本では、自分の領域、相手の領域、神の領域、という3つの領域についても書かれています。 ようするに、相手がどのような対応をするかは、相手の領域。 そのような対応をする人がいる場所で、 その物やサービスに対してお金を払うかどうか決めて行動するのは、自分の領域。

「相手は、もっと親切な対応をするべきだ」というように、相手の領域に踏みこむことが、 あらゆるストレスの原因なのだそう。

いつも自分の領域を生きていけるように、心がけたいものです。


ふと思ったこと
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