悪口を聞くと、直感力が使えなくなる?

2021-08-23

今読んでいる本。

見ない、聞かない、反省しない
(著者:大嶋 信頼)

今までに読んだことないような説明の仕方や切り口、たとえ話などが、とても面白い。

今日読んだ箇所。 忘れないうちに、ここに記録。

シカゴ大学マーガレット・ワードル博士らの発見。 誰かの悪口を聞くと、脳の尾状核が強く反応する。

尾状核は本来「直感的な判断をして考えないで動ける!」という部位です。

ふと思った。 ネガティブなニュースに触れたくないと感じるのは、 それが特定の個人や会社や国への「悪口」の要素が含まれているからなのかもしれません。

自分が尊敬する人の多くが、 「ニュースは、あまり見ないようにしている」と言及しているのを聞いて、だいぶ前から、私もそうしている。

自分の場合、そのほうが、心おだやかでいられるし、もしかしたら、そのほうが、直感的な判断をするうえでも、いいのかもしれません。

個人においても、会社においても、国においても、世界のおいても。 今現在抱えている、いろんな問題。個人の課題、会社の課題、国の課題、世界規模の課題。

それらを解決していく糸口を見出していくうえで、直感力は、とても重要なものだと思います。

そして、その直感力を駆使して生きていくためには、 できるだけ「悪口の要素」が充満しないような環境を整えていくことが求められているのかもしれません。

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