2020年に読んだ本

2021-01-02

2020年に読んだ、トラウマに関する本5冊

「逆境に生きる子たち」と「ザ・ワーク」は、 一度では、消化しきれないと感じたので、続きは、2021年の秋頃に、また読む。

逆境に生きる子たち

今こそ、自分自身であることの意味を見いだそう。

1人1人の物語を読むような感じで、1章ずつ読んでいけた。

「ああ、こういう感じの性質、自分にもあるなぁ」とか、 「こういう種類の苦しみ、自分も経験あるなぁ」とか、 読みながら、色んなことを感じた。

「長所は、短所の裏返し」という言葉も思い出した。

一見、「心の欠陥」と思えるような様々な性質。 それらを隠そうとしたり、ジャマもの扱いするのではなく、 欠陥と思えるような性質でも、それを活かして生きていける道があるのだと、 この本を読みながら、そのような希望を感じた。

はじめての気功

気功で、体の中の毒を出していく手順が書かれている。 トラウマをヨガで克服するという考えと通じる。 心の問題に対して、体の面からアプローチしていくという方法、おもしろい。

筆記療法

筆記は、自己構築のプロセスでもある。 ネガティブな人生経験をポジティブに再構築する。

2つのポイントが印象に残った。

1つは、筆記を通して、トラウマ時の感情をもう1度感じること。 それだけだと、ただ単に恐怖を再体験するだけで終わってしまうかもしれないが、 もう1つのポイント、その体験に自分なりの意味やストーリーを与えることが大切なのだそう。

感じるべき感情を感じ、それらに名前を与えてあげ、消化することで、 浄化されてゆくのかもしれません。

書いている間は、病気(神経症)を追い払うことができる、とD.H.ローレンスは言っています。
著書: エリック・ホッファー自伝

忘れる技術

記憶のなかには、善玉菌のような記憶と、悪玉菌のような記憶があるという話が興味深かった。 悪玉菌のような記憶は、「筆記療法」という本で説明されていた「侵入思考」のようなものかな?

日常生活のなかで突如として、自分をハイジャックするような記憶や思考、という説明に、とても納得。 そのようなハイジャック性質のある記憶や思考が出てきたときに、どのように対処していくか? ということは、今後の課題の1つ。

ザ・ワーク

ワークを通して、自分を、おちついた平和な状態に戻しましょう。 痛みは、まだ探求すべきことが残っていることを教えてくれます。

今回読んだ本のなかで1番パワフルだった。 「 ニュー・アース」を初めて読んだときと似たような衝撃を受けた。

トラウマがテーマの本ではないが、トラウマを含む、 あらゆる苦しみから解放される道しるべのような本だと感じた。

紹介されているエクササイズをやっている時間は、 けっして心地よい時間ではないが、終わったあとは、 散らかった部屋を片づけたあとのような爽快感がありました。

「キツいな...」と感じながらも、 一歩一歩、自分の足で登りきった山頂から見える景色。


トラウマの記録
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