2016-01-07
今までの人生をふりかえると、 何か壁にぶつかる度ごとに1冊の本に救われ、 書いてあることを実践して、その壁を乗り越え、 順調に進んでいくと、また新たな挑戦に巡り会い、 たまにボッコぼこにやられるけど(心情的に)、 また新しい本との出会いがある。
このくりかえしだったな〜って。
日本語版:20歳のときに知っておきたかったこと
Don't be in a rush to get to your final destination.
自分の目的地にたどり着くことを焦らなくていい。 寄り道や遠回りをしたからこそ、 出会えた人や経験できたことも、たくさんあるから。
昔、自分が同世代の人たちと比べて 出遅れてるんじゃないかと後ろめたい気持ちがあった。 「私はここ」「皆はあそこ」みたいな。遠回りをしすぎた、と。
でも今では、その経験1つ1つが自分に必要だったことだと思える。 比べるのは、過去の自分と、今の自分だけで充分だと。
日本の「和を大切にする文化」も好きだけど、 欧米の「個を大切にする文化」も好きだな。 You are you. あなたは、あなた。
日本語版:アルケミスト―夢を旅した少年
小説だけど、立派な自己啓発本。 人生のコンパスのような本。 迷ったときは、この本を読みかえします。
Sometimes, there's just no way to hold back the river.
直訳:川の流れを止めることはできない。
自分の中で何かが動き出したら、もう後戻りできない。
人生という旅路では、この物語に出くるような不思議なことが、たくさん散りばめられている。 そんなふうに感じる。
日本語版:アンソニー・ロビンズの運命を動かす
「今という場所」に私たちを導いてきたのと同じ考え方では、 「これから行きたい場所」には行けない。 新しい次元での成功にたどり着くためには、新しい考え方が必要だ。
そう、いつも新しい本が新しい考え方を与えてくれる。
日本語版:やりとげる力
プロは、忍耐を持ち合わせている。 時が満ちるのを待つことと、その間に燃え尽きないような工夫が必要だな〜って感じた。
継続することって難しい。 この本には、 自分の決めた目標に向かうとき、 どのような障害物が待ち受けるのか、また、それを どのように乗り越えていけば良いのか事細かに書かれています。
この本を読みながら、ジブリ「千と千尋の神隠し」の1シーンを思い出した。 あのドロドロで汚くて臭い神様が、お風呂に入るシーン分かりますか?
自転車が引っかかっていることに千が気づいて、 それを皆で引っ張ると、ゴミとか泥とか色んなものが ドバーーーっと出てくる場面。
あんな感じで、自分の中にある、自分でも気がつかなかった 負の感情が、こーーんなにもあるのだと。
でも著者は言います。 その負の感情に対して無自覚でいるよりも、自覚している方が良いのだと。 そして「その負の感情」=「自分」と、つなげないこと。 その負の感情は、自分のアイデンティティではない。
The truth is that you need to say yes to suffering before you can transcend it.
苦しみ(負の感情など)を一旦受け入れてこそ、それを越えていける。
You are most powerful, most effective, when you are completely yourself.
あなたが、ありのままの自分であるとき、あなたは最強。